仮想環境構築

仮想環境とは?

サーバー、ストレージ、ネットワークなどのITリソースの物理的な性質や境界を覆い隠して、論理的なリソース利用単位に変換して提供する技術です。

簡単に言いますと、1台の物理マシン(サーバー、PC)に複数のOS(ゲストOS)を稼働させる事が出来る技術です。

仮想環境を構築するには、色々な手法があります。

ハイパーバイザー型

ハードウェア上で直接稼働するハイパーバイザーと呼ばれる専用OS型のソフトをインストールし、そのハイパーバイザーがそれぞれのゲストOSを動かす方法

ハイパーバイザー型

ホストOS型

ハードウェア上で別のOSが稼働して(ホストOS)その上でハイパーバイザーが稼働して、さらにその上でそれぞれのゲストOSを動かす方法

ホストOS型

この他にも、アプリケーションを仮想化する方法などもあります。

 

仮想環境で何が出来る?

サーバー仮想化

1台の物理マシン上に、複数のゲストOSを稼働させることが出来ます。ハイパーバイザーが動作保障するOSであればすべて稼働させる事が出来るので、WindowsNTやWindows2000などの旧OSも稼働させる事が出来ます。

この為、ハードウェアのサポートが終了するに伴い、新しいハードウェアの購入を余儀なくされた場合でも、既存システムの改変を行う事なくスムーズに移行をする事が出来ます。

物理マシンのスペックに余裕があれば、仮想環境でのテストサーバーの構築も容易で、テストの為に新しいハードウェアを購入する必要もなくなります。

ハイパーバイザーの機能や、サーバー構成にもよりますが、現時点のサーバー環境をスナップショットで保存して、何か問題があればすぐにその時点の環境に戻せたり、他の物理マシンに移動させたりと、復旧対策にも長けております。

サーバーの仮想化

パソコンの仮想化

パソコンの仮想化で出来る事の代表と言えば、違うOSを使用する事が出来るという事と思います。

macOS上でWindows7を動かしたり、Windows7上でWindowsXPを動かしたりする事が出来ます。

WindowsXPでしか動作しないアプリケーションがあったとしてもWindows7パソコンで、そのソフトを使用する時だけXPを起動させるという事が出来るので、アプリケーションのWindows7対応の必要がなくなります。

パソコンの仮想化

 

また、1台の物理マシンに複数のクライアントOSを稼働させて、リモートデスクトップで接続して使用する事で、シンクライアント環境を構築することが来ます。

既存のパソコンをそのままイメージ化して、物理マシンに移行する事が可能なので、まったく同じ環境のまま、シンクライアント環境に移行出来ます。

シンクライアント

 

仮想化のメリット

仮想化のメリットその1 コスト削減

仮想環境構築における最大のメリットは、コスト削減だと思います。

1台の物理マシンで複数OSを稼働させて、物理マシンの台数を減らします。サーバー統合と呼ばれますが、非常に大きなメリットがあります。

・物理マシン購入費用の削減

・物理マシンのハードウェア保守費用の削減

・設置スペースの削減

・電気代の削減(物理マシンが減る事とサーバー室のエアコン代)

サーバー統合によるコスト削減以外にも、既存システムの延命によるコスト削減が可能になります。

・既存システムの新OS対応のシステム開発費

・ミドルウェアなどの買い替え費用

上記費用を削減し、事業本体に投資することも可能ですし、より強固なシステム構築の費用に充てることも出ます。

仮想化のメリットその2 柔軟性

テスト環境が簡単に構築できるので、サービスパックの適用や各種アップデート作業によるテストが本番環境と同じ環境で行えます。

リソースを有効活用できるので、負荷がかかっているゲストOSにメモリを追加したり、CPUを追加したりする事が、物理的に増設しなくても設定画面で変更するだけで可能になります。

ゲストOSを稼働したまま、別の物理マシンに移動させたりできるのも、仮想環境ならではのメリットと言えます。この機能を活かして、業務を止めることなく物理マシンのメンテナンスが可能になりました。

仮想化のメリットその3 シンクライアント環境構築

物理マシン1台に複数のクライアントOSを構築し、リモートデスクトップで接続することで、シンクライアント環境が構築できます。

一番のメリットは起動の速さ。サーバーでクライアントOSが稼働しているので、起動・シャットダウンのスケジュールが可能になり、朝出社後に手元の管理コンソールからリモートデスクトップで接続すると、すぐに使えるようになります。今までのPC起動待ち時間から解放されます。

また、ウィルススキャン中はPCの動きが遅くなってイライラしていた時間も、夜中にスケジュール出来ますので、日中はサクサク稼働します。

管理コンソール(実際に操作するPC)はリモートデスクトップが動けばいいだけですので、安価に購入出来ますし、古いPCでも十分役割を果たす事が出来ます。

人が増えたりしても、柔軟に対応できます。

・PC起動時間を待つ必要が無くなる

・ウィルススキャンによる日中のイライラから解放

・管理コンソールは安価に購入可能

・人員が増えても柔軟に対応可能

・情報漏洩対策の観点からも有効

 

仮想化環境構築

プレオンではMicrosoft社、VMware 社のハイパーバイザーを使用した仮想化環境の構築を得意としており、多数の実績をあげさせて頂いております。

もちろん自社でも構築、運用しております。

 

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